今年の中学3年生は、かなり復習に時間をかけることができました。
生徒たち自身もそう感じているのではないでしょうか?
思い出すのは、夏期講習が始まって3日目の朝9時のこと。
生徒たちに「講習が始まってどれくらい勉強したかわかる?」と毎年聞く質問をしてみました。
当然のことながら夏期講習が始まって3日目ですから、
「2日間だよ」と生徒たちは答えるはずです。
しかし
毎年決まって生徒たちはこう答えます。
「まだ3日目とは全然思えないんだけど。」
「もう1週間くらい勉強している感じ!」
「えー、まだ2日間?」
こんな感じで生徒たちは、楽しみながら
講習終了時刻の16時45分が過ぎても残って勉強していました。
毎年思うことなのですが、ある程度学習量を増やし
わかる内容が増えてきたり、難しい問題にチャレンジできるようになると
勉強という行為自体が楽しくなってくるのだと思います。
子ども達は自ら学びたがっていると、
私自身は思っています。
どこかでつまずいてしまったりしても
できるようになりたいと思う気持ちが必ずあると
思っています。
だから、強制することはありません。
学ぶことが楽しくなるようにサポートもしますし
わからないところを説明したり、何を進めたらいいかをアドバイスもします。
「○○しないと、□□できないよ。」
という言葉はできる限り言いません。
それよりももっと
本人がやる気になる声かけの方がずっと良いからです。
ただひたすらに勉強するのではなく、
自分が覚えたことを友達に教え合ったり
知らないことを先生や友達に聞いたりと、
主体的な行動に変わってくると
勉強が楽しくなってくるのだと考えています。
今回の夏休みでの頑張りは、きっと結果となって出てくることでしょう。
夏前の7月の模試と8月末の模試でも、自己採点結果では大きくアップしていました。
また、結果が分かり次第ご報告させていただきます。
この夏休み中、生徒たちは本当に良く頑張っていました。
また継続して勉強を続けていきましょう!
【追記】2021年9月15日
夏明けの模試の結果が返ってきました。
夏前の模試と夏明けの模試を比較すると、塾生5科平均68点アップしました。
偏差値では6.9上昇!!
これらの数字は生徒の頑張りによるものです。本当にすごい!
この夏の成功体験が少しでもみんなの糧になれば嬉しいです。
まだまだ引き続き頑張っていきましょう。
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