育英進学スクールの夏期講習も、気づけば今日で6日目を迎えました。
朝の8時45分から16時20分まで、毎日みっちりと復習に取り組む生徒たち。基礎から標準、そして応用へ。
授業の合間に見せる笑顔とは裏腹に、その勉強への集中力と熱量にはただただ驚かされます。
「こんなにも、人ってみんなで切磋琢磨して頑張れるものなんだ」と、教室にいると本気で感じます。
普段は一人ではなかなか取り組めない問題にも、周りの雰囲気につられて取り組んでみたり、思わぬところで集中スイッチが入ったり。
集団の力ってすごいです。
そして16時20分、授業が終わっても――
ほとんどの生徒が席を立ちません。

誰かに強制されているわけではありません。
自習に対しても「やりなさい」と言うことはありません。
大切にしているのは、生徒自身が「やりたい」と思える環境をつくること。
個別面談では、一人ひとりの志望校や目標に寄り添い、「何のために頑張るのか」を一緒に考えています。
だからこそ、16時20分を過ぎても、気づけば18時になっても、教室には静かに鉛筆の音が響き続けています。
(休憩中は笑い声が響き渡っていることも…笑)

ちなみに、登下校の際には、今日どれだけ滞在(=勉強)したかが表示されるシステムがあるのですが、これを生徒たちは密かに楽しみにしています。
「今日は10時間いた!」
「昨日より長く頑張った!」
そんな声がちらほら。
自分の努力が可視化されることで、達成感や自己肯定感につながっているのだと思います。
この夏、生徒たちはただ「知識」を積み重ねているのではありません。
「これだけやった」という経験を積んでいます。
「頑張った」という実感を得ています。
この経験は、きっと受験の場面だけでなく、もっと先の人生のどこかでも支えになってくれる。
そう信じています。
追記(2025/11/10)
中学3年生は、夏期講習最後に受けた模試の結果が返ってきました。1日8時間以上の復習により夏前と比べ成績が大幅に上昇しました。
昨年とほぼ同様、塾内平均一人あたりで5科目約50点近く上昇(偏差値では全体で平均4.1上昇)し、最大で132点アップした生徒もいました。復習の大切さを意識しながら気を抜かずに取り組んでいきましょう。
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